オンラインカジノで賭博行為をしたなどとして、埼玉県内の税務署に勤務する職員が停職の懲戒処分になりました。
関東信越国税局が停職3か月の懲戒処分にしたのは、埼玉県内の税務署で個人課税の事務に従事する男性職員(20代)です。
男性職員は、おととし3月から去年12月までの間、国家公務員法の信用失墜行為の禁止に反し、スマートフォンなどから海外の4つのオンラインカジノサイトにアクセスし、少なくとも9万8338回、掛け金で総額2億円超の賭博行為していたということです。
男性職員はほかに、勤務時間中にオンラインカジノや競馬レースへの投票などを行い、それらで得た所得を確定申告していませんでした。
おととし10月に男性職員が上司と面談した際に職員が「インターネットのスロットゲームにお金を振り込んで遊んだ」と話し、その後の内部調査で発覚したということです。
男性職員は非行の事実を認めていて、「私がやってきたことがここまで大事になるとは思わなかった」「大変申し訳なく思っている」とコメントしています。
男性職員はきょう付で辞職していて、関東信越派遣国税庁監察官はきょう、男性職員を常習的賭博の疑いでさいたま地検に告発しました。
関東信越国税局は「税務行政に対する信頼を著しく損なうことになり、深くお詫び申し上げる」「職員の綱紀の厳正な保持について、一層の徹底を図っていく」としています。
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